塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

ダイソーのスタッフブログ 記事一覧

塗装は3回塗りが鉄則

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。 塗装部の耐久性や美観を左右するため重要な工程といえます。   下塗り 既存の塗膜や下地の状況に応じて下塗材を選定します。 下塗材はプライマーやフィラーなどの種類があるため目的と用途に合わせて使用されます。   中塗り 弊社では上塗1回目といってます。 上塗の1回目と2回目は同じ塗料を使い、塗膜に厚みを持たせて機能を長持ちさせます。   上塗り 上塗り1回目と同じ塗料を用いて塗装します。 塗膜に厚みを持たせるのもありますが、表面を整え美観を良くするためにも2回塗ることが大事です。   見積書には入っているのに実際の塗装工事では下塗りをしていなかったり、上塗を1回しかしていないという話もありますので注意して確認する事が必要です。     2022年8月23日 更新

外装リフォームの工程を解説

外装リフォームのスタートからゴールまでの流れを解説いたします。 自己点検 会社選び 現場調査 見積もり 契約 工事前 完成 アフター   1.自己点検 必要な修理やリフォームにかかる費用を抑えるために、年に一度は自己点検を行う事が重要です。 外壁であればひび割れ・塗装の剥がれ・色褪せ・コケやサビの発生などあれば塗装のご検討を始めてみて下さい。 屋根は下から見える範囲であれば確認できますが、屋根の上にあがるのは危ないためプロにお願いしましょう。   2.会社選び 会社選びはとても重要なので、信頼できる会社を選ぶことがリフォーム成功のカギです。 創業年数・資格の有無・サービス内容の確認をきちんとする事で良い会社選びが出来ます。 また、塗装工事は数年経過してから工事不備に気づく事があるためご近所や知り合いの評判を参考にしても良いです。   3.現場調査 お見積りを出す際には必ず現場調を行います。 現場調査に立ち会い担当者と一緒に確認する事で、お家の症状や提案内容が理解しやすくなりその場で質問も出来るため、是非日程を調整してお立会いの上確認してみて下さい。   4.見積もり お見積りの際には注意すべき点は、使用する塗料のランク・具体的にどこまで工事費用に含まれているか・工事内容の詳細を確認する事です。金額に目が行きがちになるかもしれませんが、長い目で見たときにお家の現状に対してどのプランが最適かを確認する事が重要になります。   5.契約 契約書では「工事名、場所、期間、契約金額、支払い条件、正式な見積書、保証内容」を確認。 また、支払いは工事前と工事完了後にするのが一般的ですが会社によって異なるので確認が必要です。   6.工事前 工事前には足場や業者車両のスペースを確保する必要があるため、事前に担当者と打合せする事になります。 この際に不安点や疑問点があれば伝える事で工事を円滑に進める事にも繋がります。 施工会社は工事前に近隣挨拶をするため、ご一緒に同行してご近隣とのトラブルを回避する事も長く住むうえでは重要なことです。   7.完成 工事が完了したら、工事内容に不備がないかや汚れの確認を担当者が行いますが、確認に同行して自分の目で見て気づいたことを伝えることでトラブルを回避する事に繋がります。   8.アフター 工事が終わった後も定期的にメンテナンスを行い塗装した個所に不備がないかや、他も部位は問題ないかを確認します。 アフターサービスは会社によって期間などが異なるため契約時にしっかり確認しておきましょう。     2022年8月22日 更新

外壁塗装の施工工程とは

優れた塗料を使用しても正しく作業しなければその性能は発揮できません。 今回は正しい施工工程を解説します。   養生 バイオ高圧洗浄 下地補修 下塗り 仕上げ塗料① 仕上げ塗料② 付帯部分 点検・養生解体   1.養生 安全確保や水や塗料の飛散防止目的で、足場の組立とネットなどで覆う作業を行います。 「養生」とはシートやビニールで塗装しない部分を覆うことです。 ローラーで塗装しても細かい飛沫が生じるため、塗装箇所以外を汚さないために行います。   2.高圧洗浄 高圧洗浄は水を高圧で噴射することで汚れを洗い流します。 ベースの外壁材が綺麗になっていないと塗装しても剝がれてしまうため、 きちんと汚れを落としてから塗装に入ります。   3.下地補修 下地補修では外壁のホコリやサビ、浮き上がった古い塗料などを取り除きます。 また、ヒビ割れたシーリング処理なども行い、上塗り塗料の密着性を高める役割を担います。   4.下塗り 素材と塗料の密着を良くするための作業で、塗装の発色も良くします。   5.仕上げ塗料① 下塗と上塗りの中間に売りつける層で中塗りとも言われ上塗材の補強が目的です。 数回に分けて塗装する事で平滑な下地を作ったり、塗り残しやムラを作らない役割も担っています。   6.仕上げ塗料② 仕上げ塗料①と同じものを塗り機能性、耐久性を確保します。   7.付帯部分 雨樋や通気口、鼻隠し、破風などの付帯部分も忘れずに塗装することが住宅を長持ちさせるためには重要です。   8.点検・養生解体 仕様書と照らし合わせながら、仕上がりを確認します。 施工不備がないか、塗料の飛散で汚れた個所がないかなどの不備を確認します。   2022年8月21日 更新

住まいの断熱性と暮らしのポイント

断熱性能とは熱を伝えにくくする性能の事です。 夏は室外の熱い空気が室内に伝わらず涼しくなり、冬は室内の熱が外に逃げない暖かい住まいになります。 こうした断熱性能を高める事でより少ないエネルギーで効率的に冷暖房を行うことが出来、地球温暖化対策にもなります。 一般的には壁・床・天井などに断熱材を入れたり、すきま風を入れないように窓を御ペアガラスによるサッシや二重サッシにするなどの工事が行われます。 また、気密性を高めると同時に空気を入れ替えて換気性能を高める事も重要になります。   断熱性能と健康 断熱性能が高い住宅は健康にも大きな影響を及ぼすことがわかってきています。 具体的には、気管支ぜんそく・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎などの症状が断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなります。   部屋間の温度差を少なくする ヒートショック 冬に人のいる部屋のみで暖房をかける場合、暖めた部屋間の温度差が大きくなります。 急に温度差の大きい所に移動すると、血圧の急変で心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす事があり、この現象をヒートショックといいます。 冬のトイレや入浴時にもよく起こるため住宅全体を暖房したり、熱いお湯にいきなり使ったり、長湯するのを避けることが必要です。 結露防止 住宅内の温度差があると、温度の低い部屋の窓や壁に吸気中の水分が水滴として発生します。 これを「結露」といいます。 氷水を入れた冷たいグラスの表面に水滴が付くのをイメージしてみてください。 このように冷たいもに触れて空気中の水蒸気が水滴に変化する現象が「結露」です。 結露を放っておくと木材などの腐朽の原因となるほか、カビが発生してそのカビを餌にダニが増殖することがあります。 これらを防ぐためには水蒸気の発生を抑えるとともに、部屋間の温度差を少なくすることが必要です。   水蒸気の発生を抑える 断熱性・気密性の高い住宅では、室内に水蒸気がこもりやすいため、不必要な水蒸気の発生を抑えることが必要です。 例えば、開放式のストーブではなくエアコンなどを使うことで除湿や水蒸気の発生を抑えます。 また調理の際には換気扇を回すなどの工夫も必要です。   適切に換気する 換気により外気を取り入れて室内の空気を外に放出することは、室温を快適に保つことや、空気中の汚染物質を廃止して空気を正常に保つという大切な意味があります。 住まいにおける室内の空気は工場などのように汚染されやすい要因はありませんが、24時間生活をしている場所という意味で法律でも厳しい基準が定められています。 2022年8月19日 更新

足場の確認

こんにちは‼ 本日はこれから塗装工事をするアパートで、足場の組み立てが終わったので確認に行ってきました。   主に下記5つの確認作業を行います。 足場が問題なく組まれているか 看板シートを掲げる 安全標識の設置 カラーコーンの設置 防犯ライトの設置   1.足場が問題なく組まれているか 足場が抜けていたり壁から距離が離れすぎていないか、 通路や近隣のお宅などに不都合な場所に足場がないかなど確認をします。   2.看板シートを掲げる 広告になると同時に責任を持って仕事をする自身の現れでもあります。   3.安全標識の設置 お客様や近隣住民の方の目に留まる場所に安全標識を設置します。   4.カラーコーンの設置 足場にぶつかって怪我などしないようにカラーコーンを設置します。   5.防犯ライトの設置 足場の階段には防犯ライトを設置して不審者が侵入しないよう対策しております。 2022年8月17日 更新

塗装工事の流れ

塗装工事の流れ 受付 現場調査 お見積り 近隣挨拶 足場設置 塗装工事 完了検査 足場解体 最終点検 定期点検   1.受付 お電話やメールでお問い合わせいただき、お客様情報の確認や現場調査の日程を決めます。 お電話の場合どこまで情報を確認するかが重要になってきます。   2.現場調査 お客様のお宅へ伺いお客様の気になる点はもちろん、その他の場所に問題がないか 全体を調査します。お見積りを出したり塗装工事をするにあたりとても重要な工程です。   3.お見積り 現場調査の情報を元にお見積りを出し、お客様の予算やご希望を詳細に話し合います。   4.近隣挨拶 契約が完了し工事日程が決まったところで近隣への挨拶周りをしております。 工事期間中はどうしても音が出てしまったり職人さんが家の周辺を移動する 事になるため、トラブルにならないように予め伝えます。   5.足場設置 塗装工事をする際、ほとんどのケースで足場の設置が義務付けられています。 一軒家の場合組み立てるのに1日程度かかります。 ダイソーでは足場に看板を張っていますが、これは宣伝目的でもありますが 自信の表れでもあります。   6.塗装工事 足場が組み終ってやっと塗装です。 実際に塗装をするまでにこれだけの工程があるという事を知らなかった という方もいらっしゃると思います。 工事期間中は現場に工事状況を確認しに行ったり、お客様とやり取りを しながら進めています。   7.完了検査 一通り塗装を終えた後に塗っていない場所がないか、塗料が飛んで付着している 箇所はないか、破損している箇所はないか等の確認をします。   8.足場解体 検査をして問題がなかったら足場を解体します。 解体は半日ほどで終わる場合が多いです。   9.最終点検 最後に問題個所がないか確認すると同時に工事で出たゴミの清掃を行います。   10.定期点検 工事が終わりOBとなったお客様宅へも定期的に足を運び前回の塗装箇所に 問題がないかや、新たに問題点がないかを確認しております。 こうしたアフターサービスをきちんと行っているかはお客様にとっても 重要だと思います。 2022年8月2日 更新

油性塗料と水性塗料の違いとは?

本日は油性塗料と水性塗料の違いについてまとめてみました。 油性塗料 シンナーなどの溶剤で薄めるのが油性塗料です。 水性塗料が普及されるまでは一般的に使用されていました。   メリット 耐久性と密着性に優れている 幅広い種類の材質に使える 美しい仕上がりになる 気温や湿度に左右されない 幅広い種類の材質に使える デメリット 匂いがキツイく不快に感じる人が多い 引火性が高い 値段が高い 油性塗料は臭いが強いため周囲への配慮が必要です。   水性塗料 水で薄めるのが水性塗料です。 近年では技術が発達し耐久性も増しているためよく利用されています。   メリット 油性塗料のような臭いがほとんどしない VOC(揮発性有機化合物)の排出量が少なく環境にやさしい 室内では水性塗料 値段が安い デメリット 金属部分に密着しにくく油性塗料と比較すると耐久性に劣る 気温や湿度に左右されやすい ツヤ落ちしやすい 室内では水性塗料を使うことがほとんどです。   それぞれにメリットとデメリットがあるため塗装する部位などによって 使い分けます。 2022年7月29日 更新

塗装工事における足場の重要性

本日は足場の重要性に関してです。   私は入社当初、足場の組み立ては値段も高いし"脚立ではだめなの?"と思って先輩に聞いたことがあります。 すると労働安全衛生法で定められているから必須と教えられました。   そんな足場の必要性は以下の3つです。   1.安全管理 職人の落下防止もありますが、上から作業道具を落としたら下にいる通行人などに 怪我を負わせてしまう可能性もあります。こうした安全管理のために足場はとても 重要な役割を果たします。 2.品質を上げるため 足場がない不安定な状態で塗装を行えば作業効率は悪くなり品質にも影響します。 職人さんの技術力を発揮するために重要な役割を果たしています。 3.近隣とのトラブル回避 塗装時に隣の住宅などに塗料が飛ぶのを防ぐために養生シート(ネット)を張ります。 このように塗装する際には周囲の状況を考える事も必要になります。   外壁と屋根は一緒に塗装した方がお得 足場を組むのにはそれなりの値段がするので外壁と屋根で 分けてしまうと足場代を損する事になります。 そのため外壁と屋根の両方の塗装を考えているなら一緒にした方がお得になります。   2022年7月28日 更新

屋根材の種類と特徴 – 株式会社ダイソー

主要屋根材の種類をまとめてみました。 1.スレート系 粘板岩を素材とした天然スレートやセメントを固めた化粧スレートがあります。 価格が安く重量が軽いため耐震性は高いです。 その反面、耐久性や防水性が低く割れやすいなどといったデメリットがあります。 2.金属系 鉄板を亜鉛でメッキしたトタン屋根 鉄板をアルミニウムと亜鉛の合金でメッキしたガルバリウム銅板などがあります。 スレート屋根よりも軽量で高い耐久性がありますが、遮音性や断熱性が低いというデメリットがあります。 3.瓦系 天然素材の念を材料とした粘土瓦、セメントを材料としたセメント瓦などがあります。 厚みがあり重いため重量負担がかかり耐震性が低くなりますが、高級感と重圧感のある和風建築とマッチします。 4.アスファルトシングル系 ガラス繊維にアスファルトを含ませて砂などを付着させたシート状の薄い屋根材です。 柔らかくひび割れたり錆びついたりしないメリットがあります。 防水性、耐久性、耐震性にも適した屋根材です。 とても薄いため強風で表面の小石が剥がれることがあります。   それぞれ値段や耐久性に違いがあり、メリットとデメリットを理解した上で決める必要があります。 屋根の塗り替え時に別の屋根材に変更することも出来ます。   屋根塗装に関するご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。 2022年7月27日 更新