塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

ダイソーのスタッフブログ 記事一覧

屋根の種類

屋根の種類をまとめました。 屋根用化粧スレート(人工スレート) スレートとは4~6mm程度の薄い板状の屋根仕上げ材です。 天然スレート(天然の板状石・粘板岩等)と人工スレート(セメントや繊維素材などを材料とする工場生産品)があります。 人工スレートは屋根用化粧スレート、スレート瓦といわれることもあります。 陶器質の微粒子を圧入して色を付けているので、色あせや色落ちが少なく、耐候性に優れています。 かつては屋根用化粧スレートにアスベスト(石綿)が原料に含まれていましたが、2004年・2006年と段階的に使用禁止となり、現在は使用されておらず、天然パルプなどが使われています。 2006年以前に建てられた住まいでは、念のためにメーカー、国土交通省、日本石綿協会等のホームページで確認、もしくは専門家に相談しておくと良いです。 注意点 薄い瓦なので硬い靴で歩くと破損する事があります。 もし上る際には十分注意してください。   アスファルトシングル ガラス繊維の基板にアスファルトを含浸・コーティングし、表面に天然の石粒を吹付け処理したシート状の素材です。 防水性に優れ、軽量で加工しやすく、柔らかく割れにくいので曲面に強いことが特徴です。 注意点 表面に着色した砂をコーティングしている材料なので、施工中あるいは施工後に多少の砂粒が落ちる事があります。 これは工場で屋根材を制作したときに、規定量よりも多く付着していた粒が自然落下するもので、製品によく起こる通常の現象です。 通常は施工後1年で落ちることはなくなり、製品の機能面で何も問題はありません。 落ちてくるのは微量で砂粒なので、落下による危険などもありません。   ガルバリウム鋼板 金属板葺きに多く使われているガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛で鉄をメッキ加工した鋼板です。 かつて使われることが多かった金属素材のトタン屋根(亜鉛メッキ合板)に比べて耐久性に優れています。 金属屋根としては、他に銅、ステンレス、チタンなども使われることがあります。 ガルバリウム鋼板には、横葺きと縦葺きがあります。 縦葺きは瓦棒葺きなどで、長尺鉄板を用いて継ぎ目が出来ないように葺くことができるため、比較的勾配が緩い屋根から急な屋根まで幅広く施工可能です。横葺きは、一文字葺き(正方形の平板を横長に、水平方向が一直線に連なるように葺く方法。)などが一般的で3寸(約17度)以上の屋根勾配がある場合に用いられる方法です。 注意点 表面の木津がさびの原因になるため、アンテナの新設など、屋根工事専門以外の方が屋根に上がる際委は屋根を傷つけないように注意する必要があります。   瓦 粘土瓦は日本の伝統的屋根葺き材料で、耐候性、耐火性、遮音性などに優れています。 形状により和形と洋形が、また焼成方法によりいぶし瓦とゆう薬瓦などがあります。かつては「瓦は衝撃によりずれる事がある」と言われましたが、近年では「引き掛け桟方式」と言われる二重に固定する方法が一般的になり、しっかりと固定され、衝撃によるずれなどはほぼ見られなくなっています。 注意点 アンテナの新設など、屋根工事専門以外の方が屋根に上がる際は、衝撃により瓦を破損させたりずらしたりすることのないように注意が必要です。 2022年9月3日 更新

秋の塗装キャンペーン開催いたします‼

こんにちは‼   9月中旬から約1週間塗装キャンペーンを実施いたします‼ 完全予約制でお得な特典をご用意しております。   写真は前回開催した際に使用したものになるため、一部内容の変更がございます。 今回の広告が完成しましたら再度告知いたします。   外壁や屋根の塗装をご検討の皆様、ご応募お待ちしております! 2022年9月1日 更新

高圧水洗浄の重要性~正しい洗浄方法~

さまざまな要因で汚れいている外壁ですが、こうした汚れを落とさないまま塗装するとどんなことが起こるのか。 塗装を長持ちさせるために欠かせない「洗浄」について解説します。    目次 高圧水洗浄とは? 洗浄しないと1~2年で剥がれる事も 部位別の実例 バイオ高圧洗浄 バイオ高圧洗浄の施工手順 建材別の洗浄方法   高圧水洗浄とは? 強い圧力によって噴射される水で、剥がれかけの塗料や藻、コケ、汚れなどを洗い落とす塗装工事で重要な工程です。   洗浄しないと1~2年で剥がれる事も 洗浄は目で見て分かりにくいため、いい加減に洗浄したり、洗浄後にしっかりと乾燥しないまま 塗装すると様々な不具合によって数年で塗装が剥がれてしまうことがあります。 どんなに良い塗料を使ってもこの下地処理の工程がしっかりとされていなければすぐに塗料は剥がれて 効果が発揮されません。   部位別実例 ブロック塀 ブロック塀の汚れを塗装前に徹底的に除去。 カビを根こそぎ落として、カビの再発を防ぎます。 木部 木の羽目板や下見板は吸水性があるのでカビが発生しやすいです。 洗浄すると真っ白になります。 屋根 カビやコケの根が奥までおびりついているスレート系屋根材にはバイオ高圧洗浄が効果的です。   バイオ高圧洗浄 根深いカビやコケにはバイオ高圧洗浄が効果的です。 木材、石材、タイルなどあらゆる素材に使用でき、通常の高圧洗浄では 落としきれない0.01mmにも満たないピンホール(穴)に住んでいるカビや藻、旧塗料などを徹底的に落とすことが出来ます。 しっかり汚れを落とすことで塗料の密着性が上がり、塗料の性能が格段に長持ちします。 また、殺菌消毒作用により、美観が継続するメリットもあります。   バイオ高圧洗浄の施工手順 step1 step2 step3 step4 step5 材料の準備 養生 水養生 洗剤散布 水洗い 高圧洗浄機、大きめのバケツや桶が2つ、ゴムホースなどを準備 照明や電気機器など濡らいしてはいけない部分をビニールで養生 洗剤が浸透しやすいように、洗浄面を水でたっぷりと濡らす 洗浄面全体に洗剤を散布。汚れに応じて洗剤の希釈割合を変える 洗剤散布後5~10分反応させてから水で一気に洗い流す   建材別の洗浄方法 モルタル カビの根が塗装内部まで入り込んでいると除去し綺麗ないことがあります。 無理に高圧洗浄で取ろうとすると、塗膜が剥がれたり削れたりすることもあるので注意が必要です。 サイディング チョーキングが激しい場合は、粉を水洗いで落とさないと塗料が剥げる要因になります。 これは、チョーキングがブロックして塗料が密着していないのが原因です。 鉄部 外壁以外にも、アルミサッシなどにカビがこびりついていることも珍しくありません。 高圧洗浄できれいになるので、外壁と一緒に洗浄してもらうのが良いです。   2022年8月26日 更新

塗装は3回塗りが鉄則

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。 塗装部の耐久性や美観を左右するため重要な工程といえます。   下塗り 既存の塗膜や下地の状況に応じて下塗材を選定します。 下塗材はプライマーやフィラーなどの種類があるため目的と用途に合わせて使用されます。   中塗り 弊社では上塗1回目といってます。 上塗の1回目と2回目は同じ塗料を使い、塗膜に厚みを持たせて機能を長持ちさせます。   上塗り 上塗り1回目と同じ塗料を用いて塗装します。 塗膜に厚みを持たせるのもありますが、表面を整え美観を良くするためにも2回塗ることが大事です。   見積書には入っているのに実際の塗装工事では下塗りをしていなかったり、上塗を1回しかしていないという話もありますので注意して確認する事が必要です。     2022年8月23日 更新

外装リフォームの工程を解説

外装リフォームのスタートからゴールまでの流れを解説いたします。 自己点検 会社選び 現場調査 見積もり 契約 工事前 完成 アフター   1.自己点検 必要な修理やリフォームにかかる費用を抑えるために、年に一度は自己点検を行う事が重要です。 外壁であればひび割れ・塗装の剥がれ・色褪せ・コケやサビの発生などあれば塗装のご検討を始めてみて下さい。 屋根は下から見える範囲であれば確認できますが、屋根の上にあがるのは危ないためプロにお願いしましょう。   2.会社選び 会社選びはとても重要なので、信頼できる会社を選ぶことがリフォーム成功のカギです。 創業年数・資格の有無・サービス内容の確認をきちんとする事で良い会社選びが出来ます。 また、塗装工事は数年経過してから工事不備に気づく事があるためご近所や知り合いの評判を参考にしても良いです。   3.現場調査 お見積りを出す際には必ず現場調を行います。 現場調査に立ち会い担当者と一緒に確認する事で、お家の症状や提案内容が理解しやすくなりその場で質問も出来るため、是非日程を調整してお立会いの上確認してみて下さい。   4.見積もり お見積りの際には注意すべき点は、使用する塗料のランク・具体的にどこまで工事費用に含まれているか・工事内容の詳細を確認する事です。金額に目が行きがちになるかもしれませんが、長い目で見たときにお家の現状に対してどのプランが最適かを確認する事が重要になります。   5.契約 契約書では「工事名、場所、期間、契約金額、支払い条件、正式な見積書、保証内容」を確認。 また、支払いは工事前と工事完了後にするのが一般的ですが会社によって異なるので確認が必要です。   6.工事前 工事前には足場や業者車両のスペースを確保する必要があるため、事前に担当者と打合せする事になります。 この際に不安点や疑問点があれば伝える事で工事を円滑に進める事にも繋がります。 施工会社は工事前に近隣挨拶をするため、ご一緒に同行してご近隣とのトラブルを回避する事も長く住むうえでは重要なことです。   7.完成 工事が完了したら、工事内容に不備がないかや汚れの確認を担当者が行いますが、確認に同行して自分の目で見て気づいたことを伝えることでトラブルを回避する事に繋がります。   8.アフター 工事が終わった後も定期的にメンテナンスを行い塗装した個所に不備がないかや、他も部位は問題ないかを確認します。 アフターサービスは会社によって期間などが異なるため契約時にしっかり確認しておきましょう。     2022年8月22日 更新

外壁塗装の施工工程とは

優れた塗料を使用しても正しく作業しなければその性能は発揮できません。 今回は正しい施工工程を解説します。   養生 バイオ高圧洗浄 下地補修 下塗り 仕上げ塗料① 仕上げ塗料② 付帯部分 点検・養生解体   1.養生 安全確保や水や塗料の飛散防止目的で、足場の組立とネットなどで覆う作業を行います。 「養生」とはシートやビニールで塗装しない部分を覆うことです。 ローラーで塗装しても細かい飛沫が生じるため、塗装箇所以外を汚さないために行います。   2.高圧洗浄 高圧洗浄は水を高圧で噴射することで汚れを洗い流します。 ベースの外壁材が綺麗になっていないと塗装しても剝がれてしまうため、 きちんと汚れを落としてから塗装に入ります。   3.下地補修 下地補修では外壁のホコリやサビ、浮き上がった古い塗料などを取り除きます。 また、ヒビ割れたシーリング処理なども行い、上塗り塗料の密着性を高める役割を担います。   4.下塗り 素材と塗料の密着を良くするための作業で、塗装の発色も良くします。   5.仕上げ塗料① 下塗と上塗りの中間に売りつける層で中塗りとも言われ上塗材の補強が目的です。 数回に分けて塗装する事で平滑な下地を作ったり、塗り残しやムラを作らない役割も担っています。   6.仕上げ塗料② 仕上げ塗料①と同じものを塗り機能性、耐久性を確保します。   7.付帯部分 雨樋や通気口、鼻隠し、破風などの付帯部分も忘れずに塗装することが住宅を長持ちさせるためには重要です。   8.点検・養生解体 仕様書と照らし合わせながら、仕上がりを確認します。 施工不備がないか、塗料の飛散で汚れた個所がないかなどの不備を確認します。   2022年8月21日 更新

住まいの断熱性と暮らしのポイント

断熱性能とは熱を伝えにくくする性能の事です。 夏は室外の熱い空気が室内に伝わらず涼しくなり、冬は室内の熱が外に逃げない暖かい住まいになります。 こうした断熱性能を高める事でより少ないエネルギーで効率的に冷暖房を行うことが出来、地球温暖化対策にもなります。 一般的には壁・床・天井などに断熱材を入れたり、すきま風を入れないように窓を御ペアガラスによるサッシや二重サッシにするなどの工事が行われます。 また、気密性を高めると同時に空気を入れ替えて換気性能を高める事も重要になります。   断熱性能と健康 断熱性能が高い住宅は健康にも大きな影響を及ぼすことがわかってきています。 具体的には、気管支ぜんそく・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎などの症状が断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなります。   部屋間の温度差を少なくする ヒートショック 冬に人のいる部屋のみで暖房をかける場合、暖めた部屋間の温度差が大きくなります。 急に温度差の大きい所に移動すると、血圧の急変で心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こす事があり、この現象をヒートショックといいます。 冬のトイレや入浴時にもよく起こるため住宅全体を暖房したり、熱いお湯にいきなり使ったり、長湯するのを避けることが必要です。 結露防止 住宅内の温度差があると、温度の低い部屋の窓や壁に吸気中の水分が水滴として発生します。 これを「結露」といいます。 氷水を入れた冷たいグラスの表面に水滴が付くのをイメージしてみてください。 このように冷たいもに触れて空気中の水蒸気が水滴に変化する現象が「結露」です。 結露を放っておくと木材などの腐朽の原因となるほか、カビが発生してそのカビを餌にダニが増殖することがあります。 これらを防ぐためには水蒸気の発生を抑えるとともに、部屋間の温度差を少なくすることが必要です。   水蒸気の発生を抑える 断熱性・気密性の高い住宅では、室内に水蒸気がこもりやすいため、不必要な水蒸気の発生を抑えることが必要です。 例えば、開放式のストーブではなくエアコンなどを使うことで除湿や水蒸気の発生を抑えます。 また調理の際には換気扇を回すなどの工夫も必要です。   適切に換気する 換気により外気を取り入れて室内の空気を外に放出することは、室温を快適に保つことや、空気中の汚染物質を廃止して空気を正常に保つという大切な意味があります。 住まいにおける室内の空気は工場などのように汚染されやすい要因はありませんが、24時間生活をしている場所という意味で法律でも厳しい基準が定められています。 2022年8月19日 更新

足場の確認

こんにちは‼ 本日はこれから塗装工事をするアパートで、足場の組み立てが終わったので確認に行ってきました。   主に下記5つの確認作業を行います。 足場が問題なく組まれているか 看板シートを掲げる 安全標識の設置 カラーコーンの設置 防犯ライトの設置   1.足場が問題なく組まれているか 足場が抜けていたり壁から距離が離れすぎていないか、 通路や近隣のお宅などに不都合な場所に足場がないかなど確認をします。   2.看板シートを掲げる 広告になると同時に責任を持って仕事をする自身の現れでもあります。   3.安全標識の設置 お客様や近隣住民の方の目に留まる場所に安全標識を設置します。   4.カラーコーンの設置 足場にぶつかって怪我などしないようにカラーコーンを設置します。   5.防犯ライトの設置 足場の階段には防犯ライトを設置して不審者が侵入しないよう対策しております。 2022年8月17日 更新

塗装工事の流れ

塗装工事の流れ 受付 現場調査 お見積り 近隣挨拶 足場設置 塗装工事 完了検査 足場解体 最終点検 定期点検   1.受付 お電話やメールでお問い合わせいただき、お客様情報の確認や現場調査の日程を決めます。 お電話の場合どこまで情報を確認するかが重要になってきます。   2.現場調査 お客様のお宅へ伺いお客様の気になる点はもちろん、その他の場所に問題がないか 全体を調査します。お見積りを出したり塗装工事をするにあたりとても重要な工程です。   3.お見積り 現場調査の情報を元にお見積りを出し、お客様の予算やご希望を詳細に話し合います。   4.近隣挨拶 契約が完了し工事日程が決まったところで近隣への挨拶周りをしております。 工事期間中はどうしても音が出てしまったり職人さんが家の周辺を移動する 事になるため、トラブルにならないように予め伝えます。   5.足場設置 塗装工事をする際、ほとんどのケースで足場の設置が義務付けられています。 一軒家の場合組み立てるのに1日程度かかります。 ダイソーでは足場に看板を張っていますが、これは宣伝目的でもありますが 自信の表れでもあります。   6.塗装工事 足場が組み終ってやっと塗装です。 実際に塗装をするまでにこれだけの工程があるという事を知らなかった という方もいらっしゃると思います。 工事期間中は現場に工事状況を確認しに行ったり、お客様とやり取りを しながら進めています。   7.完了検査 一通り塗装を終えた後に塗っていない場所がないか、塗料が飛んで付着している 箇所はないか、破損している箇所はないか等の確認をします。   8.足場解体 検査をして問題がなかったら足場を解体します。 解体は半日ほどで終わる場合が多いです。   9.最終点検 最後に問題個所がないか確認すると同時に工事で出たゴミの清掃を行います。   10.定期点検 工事が終わりOBとなったお客様宅へも定期的に足を運び前回の塗装箇所に 問題がないかや、新たに問題点がないかを確認しております。 こうしたアフターサービスをきちんと行っているかはお客様にとっても 重要だと思います。 2022年8月2日 更新