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外装リフォームによる効果と目的

2022.04.08 (Fri) 更新

今回のテーマは外装リフォームによる効果と目的

 

厳しい外的環境にさらされるため、時間の経過とともに必ず劣化してしまう外装。

なぜ外装リフォームが必要なのか押えておきましょう。

 

美観を保つこと=外装の保護でわが家を長く住めるようにする

 

【美観】

 

新築のように美しい外観を取り戻したり、色を変えてイメージを変更することもできる

リフォーム。家の第一印象を決める場所だからこそ、こだわりたい。

外壁や屋根は家の顔でいつも見えている場所です。

家の印象を決める重要ポイントなので常にきれいに保ちたいですね。

 

【外装保護】

 

外壁や屋根は紫外線や雨風にさらされているため、徐々に痛んでくるもの。

きちんと補修することは美観だけでなく健康的な家を保つためにも必要です。

毎日の天候や季節の寒暖から私たちを守っている。

定期的に新しい塗膜層をつくり家を日差し、風雨から守る。

 

塗料の成分と劣化のメカニズム

 

塗料を構成する4つの成分

配分量の違いで耐久性も変化

 

塗料は顔料樹脂溶剤添加剤の4つの成分で構成される。

この4つが絡み合うことで、家を紫外線や雨から守る「塗膜」になります。

成分の配分量の違いで価格や耐久性も変化。一般的に樹脂が多い塗料ほど高価になるが

その分、耐久性も高くなる。塗料は安いだけで選ぶと耐久性が低く、すぐに塗替えが必要になる可能性があるので注意が必要。

 

顔料

 

顔料は、それ自体が色を持つ粉末個体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。

顔料そのものが私たちの目に塗膜として見えている。

 

樹脂

 

塗料の主成分である顔料だけでは塗膜として機能しない。

樹脂は、顔料を膜として強固に密着させる働きを持つ。

また、樹脂の種類によって耐久性や性能も決まる。

 

溶剤

 

シンナーや水など、樹脂を溶かしたり薄めたりするための透明な液体。

塗料を適正な粘度に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。

 

添加剤

 

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など、塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて、必要な添加剤を少量だけ混ぜ合わせる。

塗料の劣化を引き起こす

最大の原因は太陽光の紫外線

 

気温や酸性雨など、塗料を劣化させる要因はいろいろあるが最も大きな原因は太陽の紫外線。紫外線は塗料を塗った表面の0.1mm程度まで浸透し劣化させる。

塗料が劣化すると、顔料を結合している樹脂層も劣化し顔料の離脱が生じてくる。

この現象をチョーキングといい、触ると白い粉が付く現象だ。

劣化の度合いは塗膜の成分によって異なる。

 

塗料用樹脂の結合は、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素樹脂系の順で高くなり、耐候性も大きくなる。

 

外装リフォームの目的は、見た目の美しさをよみがえらせる美観と家を守るための保護。

愛着を持ち、長く暮らし続けるために欠かせません。

 

外壁、屋根のリフォームをお考えの方、美しい家に長く住みたい方は

1級塗装技能士在籍、創業60年以上の当社にお任せください。

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