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お客様からのご相談【屋根の修繕】

2021.02.22 (Mon) 更新

こんにちは。今日も風が強いですね。

先日に引き続き、お客様から屋根の修繕についてご相談がありましたのでご紹介させていただきます。

 

ご相談内容

今回のお客様は、先日の屋根の修繕が必要なお客様とは違い、まだ欠損箇所があるわけではありませんでした。

ご自宅を施工されたハウスメーカー様の定期点検の際に、塗装が剥がれている事を指摘され、ご相談くださいました。

 

お邪魔をして拝見した屋根がこちらです。↓↓↓

 

 写真①                  

   スレート瓦 屋根劣化状況   

 ・塗装が剥がれ出しているのがお分かり頂けますか?

 

 写真②

   屋根修繕 スレート瓦 

 ・苔が生えてきています。

 

これは屋根材の塗装が剥げ、瓦が水分を吸収しているサインでもあります。

こちらは北側の屋根となっている為、陽が当たらない分、

より苔が発生しやすく、屋根の劣化を進める原因となります。

 

スレート瓦とは

こちらの屋根材は「スレート瓦」をご使用です。

メーカーによっては「コロニアル」、「カラーベスト」と呼ばれる屋根材です。

原材料はセメントとアスベスト(現在は使用出来ないため天然パルプ等を代用)を使用した薄い瓦です。

防水能力は表面の塗装に依存している為、塗装が剥げると写真のように苔などが生じ、

下地の板(野地板)を傷め、雨漏りなどの原因となるケースがあります。

(昨日ご紹介したお客様も下地を傷め、屋根が剥がれてしまいましたね)

一般的な製品では7~10年で表面の塗装が劣化する為、定期的なメンテナンスが必要とされています。

 

点検にも注意が必要です!!!

スレート瓦の劣化の特徴には「踏み割れ」と言うものもあります。

字のごとく、踏んで割れてしまうのが「踏み割れ」です。

皆さんは屋根には上らないから大丈夫…でしょうか?

 

今回のお客様のように、ハウスメーカー様の定期点検やアンテナ工事など、

機会こそすくないものの、決してないとは言えません。

踏み割れを放置しておくと、先ほどご紹介した雨漏りの原因にも繋がるのがご想像頂けますよね。

屋根の調査や検査を行う際ダイソーでは踏み割れ防止・安全対策の為にゴープロを使用しています!

 

 

定期的なメンテナンスをおすすめします

今回のお客様のお宅は築26年、一度塗替えをされているそうです。

ですから、劣化の進みも少なく保たれているのだと思います。

今回ご相談頂いたのも、メンテナンスとしては良いタイミングかと思われます。

 

メンテナンスを怠ると…

実は、屋根の損傷に気付かないまま雨漏りしてしまい、

気付いた時には家の大切な構造である柱や梁の腐食にもつながるケースもあります。

結果、外壁材や屋根の貼替えなど大掛かりな復旧工事となり、数百万掛かってしまった事例もあります。

少し怖い事例をご紹介してしまいましたが、

メンテナンスの必要性を少しはお判りいただけたでしょうか?

 

お気軽にご相談ください

今回のお客様は当社の他にも他社さんに相見積もりをされているとのことでした。

他社さんとの違いを充分に比較の上お決めいただくケースはよくあります。

お見積りは無料です。

気になる箇所を発見したら、先ずはお気軽にご相談ください。

また当社ホームページの無料診断雨漏り診断屋根・外壁診断」もご活用ください。

 

実は雨漏りの原因は屋根の損傷だけではないんです。

そんなご紹介を今後させて頂きます。

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