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現在施工中! 日本政策金融公庫 しなの寮②

施工レポート 2018.04.05 (Thu) 更新

松本市宮渕にあります「しなの寮」さんの、外装・内装改修工事にお邪魔してきました!

 

前回、PCパネルのコーキングを剥がす所をお伝えしました。

こちら!  →  現在施工中!日本政策金融公庫しなの寮①

この日は、新しいコーキングを打つ作業です!

まずはこちら・・・

グレーの部分は窓の上の庇部分です。サッシ廻りのコーキングをやっています。

この白いスポンジのような素材のものは「バックアップ材」というそうです。

外壁も、温度変化等で伸縮したりして、少しですが動きます。

バックアップ材とはバネのようなもの、コーキングの下に設置する事により、外壁とコーキング材同士をくっつけない様にして、外壁が動いた際にコーキングも引っ張られて切れてしまう、という事を防ぐ役割があるそうです。

動く目地にはバックアップ材をつける、動かない目地にはバックアップ材はつけない、という事が基本だそうです。

 

養生(マスキング)をして、まずはプライマーというものを塗ります。

プライマーとは、外壁とコーキング材の密着を良くする・・・わかりやすく言うと、握手させるもの、だそうです!

このプライマーをキチンとしっかり施工する事が非常に重要な事だそうです!

 

そしていよいよコーキングを打っていきます!

にゅるにゅると・・・キレイに出てきます!

こちらは又違う場所ですが、手際よく打っていきます!

そしてヘラでキレイにならして、余分なコーキング材を取り除きます。

ヘラも何種類もあって、場所によって使い分けていました!

 

モチロン、コーキング材にも種類があり、場所により使い分けが必要です。

この日使っていたコーキング材です。

コーキング材というのは、「製造月」によって、施工温度や可使時間(施工する時間)が定められていて、だいたいどんな季節でも仕上がる時間が一定になっているそうです!

材料の製造月が関係しているなんて驚きでした!

コーキングをキレイに打つ技術ももちろんですが、材料を使いこなすという事にも、やはり経験や知識が必要なんですね!

ちなみにこの日お話を聞かせていただいた職人さんは、職人歴37年の大ベテランさんです!!

ここ最近は、外壁材もサイディングが増えた為、コーキングの職人さんも若い人達が増えているそうです。

一人前になるには、7~10年程度は必要だそうですが、本当に作業を見ているだけでも手際よくどんどん進むので、若い職人さん達もベテランの方の技術を受け継いで頑張ってもらいたいです!

 

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㈱ダイソー 佐藤でした